阪神 キャンプ名物デスノックもこれが見納め? 矢野監督が自ら大山、佐藤輝に地獄ノック

[ 2022年2月13日 15:16 ]

佐藤輝らにノックの雨を降らす阪神・矢野監督(撮影・大森 寛明)
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 今季限りでの退任表明を行った阪神・矢野監督が沖縄・宜野座キャンプ第3クール最終日の13日、自らノックバットを手に、大山、佐藤輝に直接ノックを行った。

 阪神キャンプ恒例で、選手が悲鳴をあげるデスノック。今年はメニューに「“愛の無事着”デス」と書かれ、故障につながらないことを祈願するネーミングとなった。

 三塁ポジションでは4番を争う大山と佐藤輝が矢野監督のノックを受け、二塁ポジションでは近本と木浪が井上ヘッドのノックを受けた。「輝!」「悠輔!」と声をかけながら、トータル45分間、490本以上のノックを行った指揮官は「キャンプに来たんだから、1回くらいはやってもいい。体?オレは大丈夫。やってる選手はしんどいやろうけど」と振り返りながら、「輝はまだまだ守備とか継続してやるのは苦手。大山との違いは歴然。でも、経験しながら強い選手になってほしい」とメッセージを発した。

 矢野監督は今回がラストキャンプとなるだけに、命運を託す2人を笑顔とともに叱咤していた。

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2022年2月13日のニュース