きっかけはホテルの朝食会場!中日・山本 落合ヘッド直伝シュートに手応え「自分に合っている」

[ 2022年2月13日 05:30 ]

落合ヘッド兼投手コーチが見守る前で投球する中日・山本
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 中日の山本拓実投手(22)が12日、新球シュートの習得に着手した。きっかけはホテルの朝食会場。立浪監督に「シュートを投げてみたらどうだ。落合ヘッドが得意だったから聞いてみるといい」と声をかけられた。

 早速、ブルペンで落合ヘッド兼投手コーチから握りを教わって試投。全36球中、新球は15球ほどを投げ、落合ヘッドからは「完璧。初日でこれは凄い」と及第点をもらった。山本も「シュートを投げたのは人生初。真っすぐに近い投げ方で自分に合っている。感覚も良かったので続けていきたい」と手応え十分だった。

 13日には紅白戦に登板予定。得意のスライダーと逆に曲がる変化球を覚えれば投球の幅も広がる。勝負の5年目を迎えた若き右腕の大きな武器になるかもしれない。(中澤 智晴)

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