日本ハムの秘密兵器“バーチャル新庄”が初登板 155キロの豪腕に「速い?」

[ 2022年2月13日 15:43 ]

<日本ハムキャンプ>自身の投球映像が映し出されたヴァーチャル打撃マシンの前でシャドーピッチングする新庄監督(球団提供)  
Photo By 提供写真

 日本ハムの秘密兵器“バーチャル新庄”が初登板した。

 チームは13日、楽天との練習試合前に沖縄・名護で調整。屋内で行われた打撃練習では、新庄剛志監督(50)の阪神時代の投球映像が映し出されたバーチャル投球マシンが初お披露目された。

 マシンは最速155キロに設定され、指揮官は「ペッパー(投ゴロ)で良いから!」と選手に指示。万波、今川、杉谷、水野が交互に打席に立つも“剛速球”に当てるだけが精一杯で、杉谷のバットが粉砕されると笑いながら「速い?」と満足げに感想を聞いていた。

 今キャンプから新庄監督の一声で導入が決まったバーチャル投球マシン。阪神・藤浪、ソフトバンクのモイネロ、そして指揮官と3投手の映像を用意していた。2投手は140~145キロに設定して練習してきたが、昭和感たっぷりの自身の映像だけはさらに球速を上げた。練習後にはバーチャル新庄と記念撮影も行い、笑顔で球場を後にしていた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年2月13日のニュース