NPB新人研修 井端弘和講師「この中から1人でも多く侍ジャパンに入ってほしい」

[ 2022年1月12日 16:57 ]

井端弘和氏
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 日本野球機構(NPB)の新人選手研修会が12日、今年もコロナ禍により全講義オンラインで実施。選手128人、審判員2人の計130人が参加した。楽物乱用防止や暴力団の実態、さらに「SNSの使用モラルと危険性について」など、注目度の高いプロ野球選手がプレーに集中するため、注意すべき点を各分野の講師陣が詳しく説明した。

 「先輩プロ野球選手からプロ野球の後輩へ」と題した講義では、侍ジャパンU―12代表監督に就任した井端弘和氏(46)が新人合同自主トレ、キャンプからシーズンへ臨む心構えを自らの体験を交えて披露。入団2年目に福留孝介(現阪神)が入団し、戦力外も覚悟しながら秋季練習は「死にものぐるい」で臨み、1軍定着後も努力したからこそ、中日・巨人で18年間プレーできた背景を説明した。

 「チームの一員としての心構え」では、個人成績より自軍の勝利へどう役割を果たすかが重要と力説。そういう一投一打の継続が成長を促すとし「この中から1人でも多くの選手が侍ジャパンに入って欲しい。日の丸をつけて活躍するのは、チームの気持ちが理解できないとね」と話した。

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2022年1月12日のニュース