DeNA・大田 理想は「強いゴロ」流行のフライボール革命より自身の「角度」大事に

[ 2022年1月12日 05:30 ]

ダンベルを持ち上げる大田(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 日本ハムを自由契約となってDeNAに加入した大田が横須賀市の球団施設で自主トレを公開。「グラウンドボール革命」で定位置を奪う意向を明かし「強い打球を打ちたい」とプロ14年目のテーマを掲げた。

 理想は時速169~172キロの打球を19~20度の角度で打ち返す打撃だ。大リーグで主流の「フライボール革命」では長打になりやすい打球は158キロ以上で26~30度と定義されるが「フライボール革命じゃなく、強いゴロでいい。僕自身が持っている角度が大事」と説明する。

 昨季は不振に苦しみ、76試合の出場でわずか3本塁打に終わり、2桁本塁打も4年連続で途切れた。理想の打球の復活を目指し、11日は室内練習場でメディシンボールを使って軸足となる右足の修正。「右足に粘りがないと力強いスイングができない。昨年はボールにうまく力が伝えられなかった」と言う。

 6年ぶりに復帰したセ・リーグ。31歳は理想の打球を復活させ、佐野、桑原らとの外野争いに挑む。(君島 圭介)

続きを表示

2022年1月12日のニュース