ヤクルト村上「これ以上もっといきたい」 セ最年少MVPバット卒業、弱点解消にあえてバット変更を宣言

[ 2022年1月12日 22:48 ]

ヤクルト・村上
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 昨季セ・リーグの本塁打王と最年少MVPに輝いたヤクルトの村上宗隆内野手(21)が12日放送のNHK BS1「千鳥のスポーツ立志伝」(月2回程度、水曜後9・00)にゲスト出演。今季からバットを変更することを明かした。

 お笑いコンビ「千鳥」のノブ(42)と大悟(41)がMCを務め、ゲストの「技」「キャラクター」「立志」の“クセ”に迫る同番組。村上の「技」のクセは「逆方向に打てる」、「キャラクター」のクセは「生意気だけど頼もしい」、「立志」のクセは「悔しさから這い上がる」と番組によって分析された。

 その中で、元高校球児でもある大悟に逆方向打ちのスイング指導も行った村上。現在は「パワーヒッター用ではなく、意外とアベレージヒッターというか。あんまり長距離が出ないようなバット」というチームの先輩・青木宣親外野手(40)モデルのバットを使用している。「僕はこれが一番飛ぶと思っている」と信じて使ってきたバット。昨季はそのバットで39本塁打を放って岡本和(巨人)と本塁打王のタイトルを分け合い、主砲としてヤクルトを6年ぶりのセ・リーグ優勝と20年ぶりの日本一に導いた。

 だが、「次はちょっと違うバットを使おうと思ってるんですけど」と話し、「千鳥」の2人は驚がく。「MVP獲った次の年にバット変える?」と驚きの声をあげる大悟に対し、村上は笑顔のまま「変えます」と答えた。「変えん方がエエて!」という大悟に余裕の笑い声をあげた村上は「これ以上もっといきたいなっていうのがありますし。自分の弱点も分かってるんで。そこにアプローチするためにバットを変えようかなって」と話していた。

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