ヤクルト村上「したくねーなと思って」 高卒1年目、宮本ヘッドの打撃指導にふざけたスイング披露

[ 2022年1月12日 23:08 ]

18年、宮本ヘッドの指導を受ける村上
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 昨季セ・リーグ本塁打王と最年少MVPに輝いたヤクルトの村上宗隆内野手(21)が12日放送のNHK BS1「千鳥のスポーツ立志伝」(月2回程度、水曜後9・00)にゲスト出演。サプライズゲストとして出演したヤクルト元ヘッドコーチ、宮本慎也さん(51)から入団当時のヤンチャぶりを暴露された。

 お笑いコンビ「千鳥」のノブ(42)と大悟(41)がMCを務め、ゲストの「技」「キャラクター」「立志」の“クセ”に迫る同番組。村上の「技」のクセは「逆方向に打てる」、「キャラクター」のクセは「生意気だけど頼もしい」、「立志」のクセは「悔しさから這い上がる」と番組によって分析された。

 その中で、まずはVTRで「村上さん、元気ですか?」と笑顔で出演した宮本さん。厳しい指導で知られる宮本さんは村上のヤクルト入団時のヘッドコーチだったが、「ん?っていう行動があったんで…」と最初に振り返った。「1年目終わった秋のキャンプで1軍の方に呼んだんですけど、打撃フォームの中で一つここを直した方がいいかなっていうところがあって。『一回振ってみて』って言ったらなんか変なスイングしたんです」。なんと、高卒1年目のルーキーがふざけたようなスイングをヘッドコーチに披露したのだという。

 「わざと変なスイングをしたんですよね。コーチとしては、彼は一筋縄ではいかないな、と」と当時を思い出して苦笑いの宮本さん。他の選手以上に厳しくしなければと村上には心を鬼にしたのだという。ほかの選手ではOKなことも村上はNG。「反発はしてたと思いますし、ムネは今も嫌いだと思いますよ、僕のこと」と振り返った。

 VTRが終わり、宮本ヘッドの前でふざけたスイングをしたことについて聞かれた村上は「こんなんじゃ打てねーだろと思ってましたね。したくねーなと思って」とあっけらかん。ここで宮本さんがサプライズゲストとしてスタジオに登場すると、瞬間的に立ち上がり「お疲れさまっす!」と直立不動。冷や汗をかいていた。

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