西武・中村 “食いしん坊”返上でケガ防止 故障で反省 練習量は「腹八分目」

[ 2022年1月12日 05:30 ]

ダッシュする中村(撮影・久冨木 修)         
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 故障防止のため「食いしん坊」を返上する。西武・中村が埼玉県所沢市の球団施設で自主トレを公開し、キャンプまでは練習量を「腹八分目」に抑える意向。ここ2年は自主トレ期間からキャンプ序盤にかけて足を故障しただけに「ケガしないようにボチボチやります。ケガしたらストレスがたまる。徐々に上げていければ」と見据えた。

 雨天で気温4度の室内練習場では打撃マシンの球を打ち込んだ。打球の強さと軌道を確認しながら約1時間10分も行ったが練習の虫でもある大砲は決して「満腹」にならない。「寒いし。そんなに(練習を)一気にはやらない」と涼しい顔だ。

 現役最多の通算442発の38歳が「ガッツリ意識する」と話したのは、史上8人しか達していない500本塁打だ。昨年は主に4番で123試合に出場して18本塁打。新たに2年契約を結んで21年目を迎える。あと356本としている通算2000安打は「ひそかに狙う」と語るにとどめ「昔から一発にこだわってきた。500本塁打を打ちたい気持ちが強い」と力を込めた。(神田 佑)

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