日本ハム・浅間 バット軽量化で「操作性重視にしたい」

[ 2021年12月27日 05:30 ]

日本ハム・浅間
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 来季外野の定位置獲りを狙う日本ハム・浅間が、バットを軽量化する考えを示した。今季は自己最多128試合に出場してプロ初の規定打席にも到達。打率・251とレギュラーへの足掛かりとなるシーズンだったが、終盤は体力の低下を痛感した。「どうしてもバットを重く感じた。感覚が変わりやすいので、自分の体調に応じて何本か用意して、と考えている」と明かした。

 今季は890~900グラムのバットを使用。オフの自主トレで試行錯誤しながら重量を決める方針で、「軽めで操作性重視にしたい」。バットの先端をくり抜いてバットの重心を手元に寄せ、グリップも太くする考えだ。レギュラー定着には年間通した活躍が求められるだけに、安定した成績を残すためにもバットの改良に着手する。

 「札幌ドームで1年やって足の負担をだいぶ感じた。道具で疲労を軽減させたい」とスパイクも歯の位置などを微調整する。道具にとことんこだわり抜き、外野の争奪戦を勝ち抜く覚悟だ。(東尾 洋樹)

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2021年12月27日のニュース