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広島 マツダが初動負荷理論マシン「フル装備」に進化 設備一新の今季終え「使用頻度は非常に高かった」

[ 2021年12月27日 13:50 ]

マツダスタジアムでの秋季練習を終えた際の佐々岡監督(左)
Photo By スポニチ

 広島の本拠地・マツダスタジアムでは今季から初動負荷理論を行う専用マシンが一新された。10年以上前から導入されていたものの、今季の開幕前に機械一式を新調。石井雅也トレーナー部長は「初動負荷理論が再評価されてきており、新しい機械を入れることになった」と説明。同理論のトレーニングを本格的に行える環境が球場内に整った。

 同理論は初動にだけ負荷をかけて柔らかい筋肉をつくることに重点を置く。ストレッチなどで肩や股関節の可動域を広げ、ウエートトレで筋肉の柔軟性を高める効果も期待される。野間は昨年12月に同理論で知られる鳥取のトレーニング施設「ワールドウィング」を訪問。本拠地にも設備が整ったことで1年間通して行うことが可能になり、「肩回りは特に分かりやすく、すっきりする感覚がある」と効果を説明する。

 今季は自主練習としてだけでなく、一部選手には練習メニューに組み込むなどして利用された。石井トレーナーは「選手の使用頻度は非常に高かった。元々うちの選手は、初動負荷に限らずウエートトレーニング、体幹なども積極的に行う。練習が始まってみんながすぐにグラウンドに入っていけるのは、アップのときにはすでに体が出来上がっているから。だから(グラウンド上の)アップは軽く流す程度に見える」と振り返る。

 もちろん最新設備をそろえるだけでは意味がない。「可動域が出過ぎて合わない選手もいるので、見極めは必要。他のトレーニングと同じく答えは一つではない」(石井トレーナー)と球団内で最新理論を共有していくことになる。初動負荷理論の専用マシンに限らず、表には公開されない球場内部は年々進化を続けている。(記者コラム・河合 洋介)

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