日本ハム・玉井、同点の8回2死満塁ですくい投げ!「最後は逆球」で今季1勝

[ 2026年4月29日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム2―1西武 ( 2026年4月28日    ベルーナD )

<西・日>力投する玉井(撮影・西海健太郎)
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 ヒーローはピンチのときに現れる。日本ハム・玉井大翔投手(33)は1―1の8回2死満塁でマウンドに上がった。28日の西武戦だ。打席には初回に、先発左腕・細野から先制ソロを放った長谷川だった。

 「(押し出しも許されないので)とにかくゾーンで勝負するしかなかった。最後は逆球でしたけれど、なんとか抑えられて良かったです」

 2ボール1ストライクからの4球目。外角を狙った直球が、右打者の胸元をえぐるようにして抜けた。これが幸いした。「いいところまで抜けてくれた」と鋭いシュートのように変化し、バットをわずかに詰まらせた。前進守備だった左翼手・野村も懸命に後退し、フェンスの前で大飛球をキャッチした。

 「(ここまで1失点と)細野がめちゃくちゃいい投球をしていたので、何とか救いたいなという気持ちが強かった」。玉井が打者1人を抑えると、直後の9回にカストロが決勝ソロを放った。今季7試合目の登板で、昨年8月20日以来となる今季初勝利が10年目右腕に転がり込んだ。

 出番は困ったときにやってくることが多い。9日の楽天戦もそうだった。3点リードの6回無死満塁で左腕・加藤貴を救援すると、後続を断ってチームを勝利に導いた。「最近は意外と冷静に、自分がやるべきことを整理して入れている」。そんな玉井の言葉にも説得力が感じられる。

 大事な9連戦の初戦を制し、チームの連敗は4で止まった。「9連戦の1試合目のアタマを獲れたので、このまま全部勝つぐらいの気持ちでやればいいんじゃないかな」。ここからチームは浮上を目指す。右スリークオーターとなって昨季華麗な復活を遂げた玉井は、今季も頼りになるリリーバーだ。

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