ソフトバンク またまた1点差負け 接戦の強さどこへ…工藤監督歯ぎしり「チームプレー徹底しないと」

[ 2021年10月2日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1-2オリックス ( 2021年10月1日    京セラD )

<オ・ソ>7回、戦況を見つめる工藤監督(中央)(撮影・坂田 高浩)
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 接戦に強かった鷹はどこへ――。ソフトバンクは1日、オリックスに1―2で競り負けた。松田宣浩内野手(38)の適時打で先制したが、1―1の7回1死満塁で岩崎翔投手(31)が暴投で決勝点を献上した。前日30日は守護神・森唯斗投手(29)が救援に失敗。1点差ゲームは今季7勝18敗と大きく負け越している。勝利の方程式が連日崩壊し試合がなかった3位楽天と2ゲーム差に広がった。

 連夜の「勝利の方程式崩壊」となった。1―1の7回、2番手・岩崎は2安打と四球で1死満塁。鬼の形相を浮かべ、伏見に投じた154キロ直球はベースを大きく外れるワンバウンド。甲斐のミットをはじき、暴投で決勝点を献上した。試合後、工藤監督は「7回の男」の配置転換を示唆した。

 「同点だったので“後ろで”と思ったが難しいところ。この先の7回はちょっと考えないといけない。ランナーを出して、失点してが多いので」

 前日9月30日の西武戦は守護神・森が2点のリードを守り切れず逆転負け。この日も先制点を奪いながら、勝ちパターンの岩崎が崩れた。先行逃げ切りで4年連続日本一になったチームが、終盤になっても勝ちパターンを構築できない。そのダメージは計り知れない。

 投手だけでなく、打線もつながらない。0―0の3回、先頭の中村晃が二塁打でチャンスメーク。しかし、松田は三ゴロに倒れ、甲斐、三森が連続三振。好投手の宮城に対して走者を進められない。拙攻に指揮官は歯ぎしりした。「サインを出さないとやらないのではなくてね。チームプレーを徹底しないといけない。コーチにも話をして、それでも難しいならサインを出す」。強い言葉で打線に苦言を呈した。

 接戦に強かった鷹の姿がない。今季1点差ゲームは7勝18敗。15、16、18年は1点差で19敗しているが、これほど大きく負け越したシーズンは工藤監督就任以来、初めてだ。この日の試合も7安打で1得点。あと1本が生まれないと「1点差地獄」は抜け出せない。

 2連敗で3位・楽天とは2ゲーム差に広がったが下を向いている暇はない。2日は今季2度、零封負けを食らっている山本と対決。工藤監督は「来週末も当たるのでしっかり打っておくと全然違う。明日はバッターの人に期待したい」と打線の奮起を求めた。(福井 亮太)

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