巨人・戸郷 “桑田イズム”153キロ 教え実践「外角低め直球意識」し6人相手に無安打2K

[ 2021年2月15日 05:30 ]

バレンタイデーにちなみ、大きなハートの間から顔を出し、スティック状のチョコをほおばる戸郷(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 巨人3年目の戸郷はシート打撃で打者6人を相手に無安打2奪三振。北村への初球には自己最速にあと1キロに迫る153キロで見逃しストライクを奪い、ネット裏で見守った原監督から「ナイスボール!」と声を掛けられた。

 「この時期にしてはいい出来。直球は結構いい感じに走っていた」。新任の桑田投手チーフコーチ補佐からマンツーマンで指導された。特にアドバイスされたのは投球の基本である「外角の直球のライン(軌道)を意識していく」こと。北村への初球は153キロを外角低めに投げ込んだ。
 昨季の9勝からさらなる飛躍を目指し「1次キャンプは60点ぐらい。フォークもそうだけど、真っすぐもスライダーもまだまだ上にいける」。桑田コーチの教えを胸に、沖縄でペースアップする。

続きを表示

この記事のフォト

2021年2月15日のニュース