西武・川野がケース打撃で快打 2年目の飛躍へ欠かさない「カワノート」

[ 2021年2月15日 18:09 ]

<西武・南郷キャンプ>ケース打撃で右中間を破る安打を放つ川野(撮影・尾崎 有希)
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 西武の2年目・川野涼多内野手(19)が16日、ケース打撃で快打を放った。

 無死二塁のケースで打席に立ち、右中間を深々と破る二塁打。それでも「いい形で打てたけど…」と振り返った川野は「あそこは進塁打。強いゴロを転がすのが狙いだった。満足はいかなかった」と悔しげに話した。

 松井2軍監督と同じ両打ちの内野手で、同監督の秘蔵っ子。九州学院出身の高卒2年目で1軍キャンプに抜擢されたが、「正直、松井監督には会いたいですけど…」と話すほど川野も心酔している。

 日々の努力の跡を記しているのが、自ら名付けた「カワノート」というメモ帳。「今悩んでいることだったり、教えてもらったこと、明日はどうするとかを書き留めている」。昨年のフェニックスリーグから書き始め「自分の引き出しになれば」と連日、思ったことを書き込んでいる。

 ポジションは遊撃手。レギュラーには源田という高い壁がそびえている。その源田にも様々な質問をぶつけ、アドバイスをもらっている。手強いライバルだが「自分も対等に戦えるレベルまで上がっていかなきゃいけない。いずれは(ポジションを)奪いたい」と野心に燃えている。

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2021年2月15日のニュース