新庄剛志氏“らしさ全開” 阪神・糸井に「40歳になるのに現役凄い」と称えた理由 ケガ克服法も伝授

[ 2021年2月15日 18:45 ]

テレビ番組の収録で対談した新庄剛志氏(左)と糸井
Photo By スポニチ

 メッツ、阪神などで活躍した新庄剛志氏(49)が14日深夜放送のTBS「S☆1」に出演。人生で初めてインタビュアーを務め、日本ハム時代の後輩に当たる阪神・糸井嘉男外野手(39)にインタビューを行い、エールを送った。

 糸井は03年ドラフトの自由獲得枠で日本ハムに入団。同時期に新庄氏も大リーグから日本球界に復帰して日本ハムに入団した。糸井はインタビュー冒頭「入団が一緒なんです。僕は投手でプロに入ったんですけど、アップ中に新庄さんが“お前野手やれば”って言われて。何言ってるんですかって思ってたんですけど、その何カ月後かに投手クビになったんです」と告白。新庄氏は「マジ!?俺が言ったんだ?俺、見る目あるわ(笑)」と笑わせた。

 野手に転向後、球界を代表するスラッガーとなった糸井。だがプロ17年目の昨季はケガで本来の力を発揮できなかった。新庄氏は「膝のケガを克服する方法があるのよ」といい、「それは“今年引退したら…”という気持ち。俺は日本ハム時代、4月に『引退します』って言ったの。それまで太もも、アキレス腱がめちゃくちゃ痛かったけど、引退宣言をした瞬間、次の日から痛みが消えたのよ。引退するぐらいの気持ちでやってみて。そうしたら痛みが消えるから」と驚きのアドバイスも。

 糸井に対して「今年40歳になるのに、現役なのが凄い」と称える新庄氏。「何が凄いって、よく飽きないなって思う。身体がどうこうより、よく同じことをずっとやっているなと思って」とコメントし、「まだ飽きない?」と聞くと、糸井が「まだ飽きないですね」と反応。新庄氏は「だったらやった方がいいよ」と続け、「“苦労して最終的に楽しんだらいいよ”ってみんな言うけど、楽しむ意味が分かっていない。『苦労することが楽しむこと』。今苦労していると思うけど、今を乗り越えたら、もっと大きくなれる」と新庄氏ならではのエールを送った。

続きを表示

2021年2月15日のニュース