ソフトバンク・森“特茶効果”9キロ減! 四球も減らすのを助けてもらう?

[ 2021年2月15日 05:30 ]

投球練習をする森(撮影・中村 達也)
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 ヘルシーに強く!ソフトバンクの守護神・森唯斗投手(29)が14日、ブルペンで順調な調整をアピールした。特定保健用食品(トクホ)のサントリー「特茶」で3桁あった体重を90キロ近くまで減量。引き締まった“特茶投法”で四球も減らす考えだ。

 森が、特茶効果でノルマクリアを目指す。プロ8年目を迎える守護神は、オフに体重が100キロを超え、今季の目標体重を90キロと設定。「一番マックスの時よりは8、9キロ(減った)。もう少し。90になったら言います」と笑った。

 減量に欠かせないドリンクに「特茶」を挙げ「毎日、特茶を飲んでいます。去年くらいから飲み始めて。特茶さまさま。お世話になっているアイテムですね」と大絶賛。効果は絶大のようだ。この日はバレンタインデー。例年ならチョコを堪能する守護神だが、今年は無観客のためキャンプでファンからもらえない。寂しい半面、脂肪を燃やせる環境でもある。

 減らすのは、体重だけではない。今シーズンの数字目標を問われると「四球をもっと少なくしたい。1年通して1桁。5は切りたい」と真顔で言った。元々、高い制球力を誇り55試合に登板した15年に自己最少の10与四球。1桁は現実的な数字と言える。

 一方、減らしたくない数字もある。プロ入り以来、7年連続で50試合に登板する鉄腕は、連続記録へのこだわりは強い。昨年は11月末まで日本シリーズが行われたが、すぐに自主トレを開始。「肩、肘が何もなく1月を迎えられた。ランニングも追い込めたし、キャッチボールの感触も良かった」と自信を見せる。

 この日はブルペンで変化球を交えて60球の投球練習。甲斐を相手にテンポ良く投げ込み「しっかりとコントロールと強い球を投げることを意識した。順調にきていると思います」と手応えを口にした。15日の紅白戦に登板予定の森は「心を鬼にして、帰って特茶を飲みます」と言いながら引き揚げた。

 ▽特定保健用食品 有効性、安全性などの科学的根拠を示して、国の審査のもとに消費者庁の許可を受けた食品を指す。「特定の保健の目的で摂取する者に対し、その摂取により当該保健目的が期待できる旨の表示が許可された食品をいう」と定義されている。

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