阪神・桑原が復活へ着々　シート打撃で好投　平田2軍監督「仕上がりは非常にいい」

シート打撃で好投した阪神・桑原
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　復活を目指す阪神・桑原が今キャンプ初めてシート打撃に登板し、上々発進した。

　「投げられたこと自体は良かったけど、まだまだかなと思います。変化球はそこそこストライクが取れていたんですけど、直球がばらけていたのかなと」

　打者6人と対戦し、計25球を投じて被安打はわずか1。習得中のフォークボールで江越を空振り三振に封じるなど2三振を奪い、17年に最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した貫禄を示した。平田2軍監督からも「仕上がりは非常にいいよ」と絶賛を受けた。とはいえ本来の姿は、まだこんなものではない。

　「まだシート打撃なので、なんとも言えないですから。（フォークボールが）頭にあるかないかで話が変わるので」。“新兵器”にさらなる磨きをかけ、1軍中継ぎ枠争いへ参戦する。