青森・八戸西 リサイクル活動実った 21世紀枠選出なら県勢初

[ 2020年12月12日 05:30 ]

第93回選抜高校野球大会・21世紀枠候補9校発表

21世紀枠東北地区代表に選ばれ笑顔を見せる八戸西ナイン(撮影・西尾 大助)
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 気温5度と冷え込むグラウンド。東北地区の推薦校・八戸西(青森)の宮崎一綺主将(2年)は「もし甲子園に出られたら、恥ずかしくないプレーができるようまた練習します」と力を込めた。

 同じ東北出身の大谷(エンゼルス)佐々木朗(ロッテ)に憧れる最速143キロで、1メートル88の長身エース福島蓮(同)も思いは同じ。「来春までに150キロが目標。今の球速では全国は通用しない」と東北の剛腕に続く決意を新たにした。同校OBでコーチを務める、元日本ハムの中村渉氏(41)は「まだ伸びる素材」と将来性に太鼓判を押した。

 八戸市内の特別支援学校生徒とのボールのリサイクル活動を通じた交流などが認められての選出。青森から初の「21世紀枠」出場を目指す。(伊藤 幸男)

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