阪神・岩貞 意欲のブルペン投球 師匠・能見に“恩返し”必ず

[ 2020年12月12日 05:30 ]

キャッチボールする阪神・岩貞
Photo By 代表撮影

 阪神・岩貞が11日、自主トレで鳴尾浜を訪れ、ブルペンで直球のみ24球を投げた。「まあまあ暖かいですし、投球動作で気になるところをキャッチボールでクリアしたと思ったので、ちょっと投げてみようかと」。7、8割くらいの力感で感覚を確かめ、「まだまだ途上。もっとコントロールを磨いてやっていきたい」と意欲的だった。

 来季からは投手キャプテンに就任。視察した平田2軍監督にも「素晴らしいボール投げているよ。投手陣のリーダーだから。球児や能見が抜けて、ピッチングはさるところながら鳴尾浜でそういう姿勢を見せてくれるのは非常にうれしい」と絶賛された。

 師と仰ぐ能見はオリックスへの移籍が決定。「他チームになってシーズンが始まったら、そのチームの1選手でしかないので…」と言葉を選びながら、「能見さんにも僕の成績が励みということを言っていただいた。自分としても成績を残して、能見さんをずっと見ていきたい思いではあります」と恩返しの勇姿を届けることを誓った。(阪井 日向)

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2020年12月12日のニュース