梶谷、巨人入団決定 原監督「早く来季が来いと燃えております」 2300人のファンを前に意気込み全開

[ 2020年12月12日 05:30 ]

巨人感謝祭で挨拶する原監督(撮影・森沢 裕)
Photo By スポニチ

 巨人は11日、DeNAからFA権を行使した梶谷隆幸外野手(32)から入団の意向を伝えられたと発表した。14日に正式に契約を結んだ後、入団記者会見を行う。

 吉報から3時間後。午後7時から、球団史上初めて両国国技館でのシーズン感謝祭が開催された。2300人のファンを前に原監督は早くも来季への意気込み全開。「個人的に言うと、初めて早く来季が来いというふうに燃えております」。2年連続で日本シリーズ4連敗を喫した来季の雪辱への思いは強い。

 梶谷はDeNAを通じて「FA権を取得することができたのは、チームの皆さんのおかげ。ファンの皆さんには調子が悪いときであっても、大きな声援と拍手を頂いた。本当に感謝しています」と退団のコメントを出した。不動の右翼手として今季リーグ2位の打率・323、19本塁打の梶谷同様、DeNAから国内FA権を行使した井納も巨人入りを決断しており、近く両球団から発表される予定。新たなチームつくりの大きなピースが間もなく加わる。

 イベントでは来季から2年間の契約を結ぶ、ミズノ社の新ユニホームもお披露目された。指揮官の要望で7年ぶりに胸番号が一回り大きくなって復活。梶谷には背番号「13」が用意される予定だ。

 日本一奪回へ新たな戦闘服に身を包んだ指揮官。「21年度はペナントを3連覇し、日本一を目指して頑張ります。2月1日にまた新しいチームが発足する」と新戦力が加わる来季へ、闘志を燃やしている。(神田 佑)

続きを表示

この記事のフォト

2020年12月12日のニュース