ロッテ育成出身・和田 4年で年俸8倍の1000万円 ソフトB・周東を目指し「打って出塁しないと」

[ 2020年12月12日 05:30 ]

来季の目標を記した色紙を手にポーズをとる和田(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 ロッテの和田がZOZOマリンで契約更改交渉を行い、年俸420万円から580万円増の年俸1000万円でサインした。

 元陸上部というスピードスターは、プロ3年目の今季開幕直前に育成から支配下登録。代走中心に今季、リーグ3位の23盗塁をマークした。育成選手だった今年初めの年俸230万円からは、実に4・3倍。さらに、BC・富山時代は月の手取りが10万円弱で、4年間で約8倍の昇給となった。愛称は「ワギータ」でソフトバンク・柳田級のフルスイングが身上。だが、今季50盗塁のソフトバンク・周東のような活躍に期待がかかる。

 「周東さんは数も多くて、成功率も高い。凄く差がある」。冷静に分析しつつ「そのためには打って出塁しないと」と打率・203の改善と、30盗塁を来季目標に掲げた。(横市 勇)

続きを表示

2020年12月12日のニュース