阪神・西純 練習試合で自己最長5回を投げ1失点「理想の形にはだんだんなってきている」

[ 2020年9月17日 05:30 ]

ソフトバンク3軍戦に先発した阪神・西純也(代表撮影)
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 阪神ドラフト1位・西純が16日、ソフトバンク3軍との練習試合でプロ入り後では自己最長タイとなる5イニングを投げ、4安打1失点と確かな成長を見せた。

 「(先発が)久しぶりで、初球少し力んじゃいましたけど、その後修正して低めにボールを集めることができた」。先月9日のウエスタン・リーグ広島戦以来となる先発。最速148キロの直球に加え、カーブやスライダー、ツーシームなどの変化球を多投した。「(相手が)早打ちで、真っ直ぐを投げたらファウルになっていた」。奪三振ゼロながら、打たせて取る投球でゴロアウトを積み重ねた。

 これまで唯一5イニングを投げきった7月12日の大阪ガス戦では110球を要したが、この日はわずか62球。中継ぎ登板やフォーム固めの時期を経て「(フォームは)まだ100%ではないですけど、理想の形にはだんだんなってきている」と手応えを示した。今後は100球をメドに先発する予定。「課題はたくさんあるので。きょう出たミスを次に続けないように」と先を見据えた。(阪井 日向)

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2020年9月17日のニュース