日本ハム・輝星 東北で宿題…今季初登板で3失点粘投も5四死球を反省「気張り過ぎた」

[ 2020年9月12日 05:30 ]

セ・リーグ   日本ハム4―5楽天 ( 2020年9月11日    楽天生命 )

<楽・日>6回途中、3失点で降板する吉田輝(撮影・沢田 明徳)
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 日本ハム・吉田輝星投手(19)が11日、楽天戦で今季初登板初先発し、5回0/3を4安打3失点(自責2)と粘りの投球を見せた。秋田県出身の右腕にとって同じ仙台で行われた昨年7月のフレッシュ球宴以来の東北地方凱旋で、1軍登板は初めて。チームは1点リードの延長10回に玉井大翔投手(28)が逆転サヨナラ2ランを浴び、3位・楽天に並ぶチャンスを逃した。12日にも自力優勝の可能性がなくなる。

 直球を武器にどんどん腕を振った。だが、アドレナリンが出過ぎたためか、なかなか持ち味の直球の制御が利かなかった。20年1軍初登板は自身の課題と持ち味を再確認できたマウンドとなった。

 「トータル的に自分のイメージよりいい投球はできた。ただ、自分から四球を出して気張り過ぎた。気合を入れ過ぎて空回りし過ぎたところがあった」

 中田の先制右前打などで2点の援護を受けて初回のマウンドへ。だが、先頭の岡島に四球を与えると2番・田中にも3球連続ボールとし、その後に右前打を打たれた。続く鈴木大には死球と大荒れの立ち上がり。4番・浅村は145キロ直球で遊ゴロ併殺に仕留めたが、あっさり1点を返された。

 4回には野選と小深田の適時打で勝ち越された。2死二塁から勝ち越しの中前打を許した小深田の打席は4球続けたフォークを打たれたもの。「低めを意識させて直球というイメージだった」と、決め球に持ち込む前に打たれたことを反省した。

 98球のうち、直球は60球。強打を誇る楽天打線に対して真っ向勝負を挑んだ。「自分の中で直球しか投げてないくらいの割合で抑えられた。そこは自信にしたい」とし「今度は直球を低めに集められればフォークの空振りも増えると思う」と今後の登板を見据えた。

 栗山監督は「勝つためには四球が課題というのははっきりしている。ボールに関しては前に進んでいる」と評した。凱旋登板で得た収穫と反省。これを生かし、マウンドで成長した姿を見せつける。(東尾 洋樹)

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