ソフトB・ムーア 「時短2勝」でチーム4連勝に貢献 テンポ良く来日最長7回2失点

[ 2020年9月12日 05:30 ]

セ・リーグ   ソフトバンク4―2西武 ( 2020年9月11日    ペイペイD )

<ソ・西>ヒーローのムーア(左)とデスパイネは笑顔でポーズ(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクのマット・ムーア投手(31)は11日、西武戦で7回3安打2失点と好投し、2勝目を手にした。軽快なテンポで投げ込み、試合は2時間21分で終了。来日初登板で黒星を喫した西武にリベンジした。前日の疲労が残る移動ゲームを制して連勝を4に伸ばし、貯金を今季最多の15とした。

 ヒーローインタビュー前だった。ムーアはベンチに深く腰掛けて出番を待つデスパイネの大きなおなかを笑顔でさすり、お立ち台へと向かった。

 「アリガトウゴザイマス!立ち上がりから良くて、甲斐のリードも良く、周りに助けられて、いい試合になりました。状態は非常に良かったです」

 試合時間2時間21分は、石川がプロ初完封した8月1日の西武戦と同じで今季両リーグ最短。軽快なテンポで投げ込み、リズム良く抑えていった。

 序盤3回までを1安打無失点で5奪三振と飛ばした。2―0の4回にメヒアから同点2ランを浴びたが、5回からの3イニングは無安打投球。7回には先頭のメヒアに対し、この日最速の152キロ直球を2球続けて投じて三ゴロに仕留めた。カーブやチェンジアップも駆使して、来日最長7回を投げ3安打2失点、9奪三振の好投で2勝目を手にした。

 西武には6月23日の来日初登板初先発で4回7安打6失点と打ち込まれて初黒星を喫した。「前回の負けから多くを学んだし、あのとき以上の投球、いい球を投げられる自信はあった」。イニング後には毎回ベンチで甲斐と配球を確認。西武の強力打線のクリーンアップに許した安打はスパンジェンバーグの内野安打だけで、山川と森は無安打に抑えて雪辱を果たした。

 チームは前夜に仙台で2度の中断の末に楽天に快勝したが、試合終了時間は午後11時38分で、ホテルに戻った頃には日付が変わっていた。この日は午前中の便で福岡へ。「みんな疲れてたと思うのでね。自分のできる限りのことをね」。ムーアは「時短投球」でもチームに貢献した。

 特別な日のマウンドで結果を出した。2001年、米同時多発テロが起きたのは12歳のときだった。「今朝起きたときに9・11だなと。19年前だが、ついこの前のような気がする。つらい日、米国人にとっても忘れられない日」。一球一球に魂を込めて仕事を全うした。

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