日本ハム・浅間、4年ぶり2度目の4番で2安打 新庄監督「滝中君の軌道には物凄く合うと思った」

[ 2026年5月5日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム1―3楽天 ( 2026年5月4日    楽天モバイル )

<楽・日>6回、二塁打を放つ浅間(撮影・木村 揚輔)
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 日本ハム・浅間大基外野手(29)が4日、楽天戦に「4番・左翼」で出場し、初回に左前打をマークすると、6回にも左中間二塁打を放ち、今季初のマルチ安打となる2安打1四球と活躍した。4番抜てきは22年以来4年ぶり2度目だが、「つなぎの4番」として存在感をアピール。チームは痛恨の逆転負けで5位に転落したが、プロ12年目の打棒は上位進出に欠かせない。

 実に1462日ぶりのことだった。日本ハムの今季33試合目。スタメンが発表されると、スタンドはどよめいた。開幕から4番に座ってきた郡司は今季2度目の休養、この日は浅間が抜てきされた。

 「昨夜、仙台に着いた時に携帯電話を見たら、(新庄監督から)DMが来ていました。“いや~、4番か”とは思いましたけど…。打順は何番でもやることは変わらないので、自分のやるべきことに集中しようと思っていました」

 走攻守を兼ね備えた背番号8はどの打順も器用にこなすが、4番で先発出場は22年5月3日の楽天戦以来2度目。ちょうど4年と1日前、しかも同じ楽天という偶然に驚くが、このときは4打数無安打に終わっていた。

 ただ、今回は違う。新庄監督も「打つと思ったから。滝中君の軌道には物凄く合うと思った」と称賛する。初回2死一塁では、滝中の直球を左前にはじき返した。4回は先頭として打席に入り、フルカウントから低めのチェンジアップを見極めて四球をもぎ取った。6回も先頭で左中間二塁打をマークした。

 一発を量産するスラッガーではないが、4番でマルチ安打を記録。「左中間への当たりはイメージ通りの打撃ができた。今日だけで終わらせず、明日も続けていけるように切り替えていきたい」と、チャンスメークも拡大もできるマルチさを、プロ2度目となる打線の真ん中で発揮した。

 プロ12年目の今季は開幕2軍スタートとなったが、若手と汗を流しながら、打率・436を残した。試合で課題が出たら翌日に持ち越さず、「修正点をその日のうちにクリアして次の日を迎えられるようにとやってきた」と自身と向き合ってきた。

 逆転負けを喫し、波に乗り切れないチームは再び5位に転落した。「全員が自分の役割をしっかりやり切れるチームが上に上がっていける。そこを突き詰めていきたいです」。浅間が考える“上位浮上”の条件は、自らの生きざまを再確認するかのようだった。

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