元ヤクルト・本郷監督 母校龍谷大で公式戦初采配初白星 9回2死から逆転「よく最後まで諦めなかった」

[ 2020年9月12日 22:01 ]

関西六大学野球秋季リーグ戦 第2節 1回戦   龍谷大4―3神院大 ( 2020年9月12日    ほっともっと神戸 )

<神院大・龍谷大>ベンチで指揮を執る龍谷大・本郷宏樹監督
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 元ヤクルト・本郷宏樹監督(43)が母校・龍谷大を率いて、初の公式戦で初白星を挙げた。9回2死走者なしからの逆転勝利を「ずっと相手投手に打たされており、なかなか突破口が開けなかった。よく最後まで諦めなかった。ああいう雰囲気だとひっくりかえる可能性もありますよね」としみじみと振り返った。

 諦めない気持ちを体現した展開だった。2―3の9回2死、7番・中村佳喜(3年=市立尼崎)が遊撃内野安打で出塁し、二盗に成功。代打・西尾将毅(1年=神戸国際大付)の中前打で同点とすると、2死一、三塁から1番・森口修矢(1年=神村学園)が左前へ決勝打を放った。公式戦出場の1年生が原動力となっての逆転劇。森口は「引退した4年生の思いも背負って試合に臨みました。あの場面は僕で決めようと、強い気持ちで打席に立ちました」と胸を張った。

 本郷監督は在学4年間で4番を打つなど打率・381、7本塁打。1998年ドラフト4位でヤクルトに入団。05年に現役を引退し、一般企業の勤務を経て10年11月から、びわこ成蹊スポーツ大のコーチ、監督を務めた。昨年2月に母校のコーチに就任し、今年2月から指揮を執る。「母校を任されることの重さは、重々あります」。リーグ最多28度の優勝を誇るが、直近では14年春が最後。使命と覚悟を胸に、監督に就任した。特別な思いを背負いながら臨んだ一戦を最高の形で勝った。強豪復活へ、着実に歩みを進めていく。

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