新井貴浩氏 広島・羽月はものすごいガッツの持ち主 打線は青柳対策が奏功

[ 2020年8月8日 06:30 ]

セ・リーグ   広島11-6阪神 ( 2020年8月7日    マツダスタジアム )

スポニチ評論家・新井貴浩氏

 【新井貴浩 視点】広島は、打線が講じた青柳対策が功を奏した。狙いを高めに設定して低めを見送る、あるいは我慢してセンター中心に弾き返す。例え追い込まれても、ファウルでカットするなどして簡単に三振しない。凡打になっても球数を投げさせる――。

 実際、青柳の球数は2回で61球を数えた。各打者の打席でのアプローチが明確だった証しだ。スタメンには左打者が6人。単に並べたのではなく、“こうやって打つんだ“という戦略が徹底され、それが「打線」となって攻略につながった。

 中でも羽月の働きは素晴らしい。キャンプから練習ぶりを見ているが、ものすごいガッツの持ち主。攻守走すべてがひたむきで、気持ちで食らいつくという表現がピッタリの選手だ。2点差に追い上げられた5回2死一、二塁で放った右中間への2点三塁打など、体を投げ出すようにして打っている。形や格好ではなく気持ち。泥くさい彼のプレースタイルは、カープに新しい風を吹かせてくれそうな予感がする。

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