ヤクルト・奥川 初の有観客試合で“感謝”の154キロ!「ありがたさ感じながら投げることできた」

[ 2020年7月12日 05:30 ]

イースタン・リーグ   ヤクルト4―0DeNA ( 2020年7月11日    相石ひらつか )

<イースタンD・ヤ>ヤクルト先発の奥川(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 ヤクルトのドラフト1位・奥川がイースタン・リーグのDeNA戦に先発し、自己最長の2回を1安打無失点で3三振を奪った。これで3試合、4回連続の無失点となった。

 初の有観客試合。メンバー発表で奥川の名が呼ばれると600人の観衆から拍手とどよめきが起きた。「ありがたさを感じながら投げることができた」。初回、先頭の森を148キロ直球で中飛に打ち取り「高卒ドラ1対決」を制した。2死から楠本に初被安打となる中前打を浴びたが、後続を断つ。プロ入り後、初の2イニング目。2死から飛雄馬への3球目で自己最速タイの154キロを計測するなど球威は増し、3人で終え「初めてのイニングまたぎやクイックでの投球とかできたので良かった」と話した。

 母校の星稜は甲子園交流試合で昨夏の決勝で敗れた履正社と対戦することが決まった。「しっかり勝ってもらえるように応援したい」。リベンジを後輩に託し、1軍デビューへの階段を一歩ずつ上る。(黒野 有仁)

続きを表示

この記事のフォト

2020年7月12日のニュース