部員12人の日立商が日立一の猛追振り切る 1メートル70のエース田代が142球完投

[ 2020年7月12日 21:05 ]

夏季茨城県高校野球大会2回戦   日立商4―3日立一 ( 2020年7月12日    日立市民 )

<日立商・日立一>3失点完投と力投した日立商の田代
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 部員12人の日立商が日立一の猛追を振り切り、競り勝った。

 試合後、野沢哲郎監督が開口一番「日立一の3年生を称えたい。県北で一番、一生懸命やっているチームだと思う。対して、うちは粘り強くやること以外は難しい。やるなら思い切りやりなさいと言っていた」と汗をぬぐって振り返った一戦。1メートル70の右腕・田代駆投手(3年)の力投が光った。

 自己最速は129キロながら、体をめいっぱい使った躍動感あるフォームから鋭く縦に落ちるカーブを効かせ、走者を背負いながらも粘り強く投げた。

 打線も4回に松崎頼内野手(2年)の中越え適時二塁打で先制すると、6回に2番の中島大騎捕手(3年)が左翼線適時二塁打で2点を追加。さらに7回は5番の鈴木雅士外野手(3年)が右越えソロを放った。守備では主将で遊撃手の富永拓内野手(3年)が安定した送球を披露し、田代を援護した。

 完封目前の8回、2ランを浴びるなどして1点差に詰め寄られた。相手の執念に田代は「空気が変わったと思った焦ったけれど、絶対に勝つという気持ちが強かった」。9回は三者凡退に仕留めて逃げ切り、142球を完投。「目の前の試合に勝つことだけ考えた。ホッとした」と笑顔を見せた。

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