西武・篠原 高卒2年目でプロ初勝利 2月WBCサポート侍選出の有望株「素直にうれしいです」

[ 2026年4月26日 05:30 ]

パ・リーグ   西武9―7楽天 ( 2026年4月25日    楽天モバイル )

<楽・西>プロ初勝利を挙げた篠原(右)と握手を交わす西口監督(撮影・篠原 岳夫)
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 本来目指していた初勝利の形ではない。だから、西武・篠原は照れくさそうだった。高卒2年目の今季は、チーム事情もあって先発から中継ぎに転向。通算8試合目の登板で「本当は先発で初勝利したかった。でも、素直にうれしいです」と初々しい笑顔を見せた。

 最速157キロの剛速球を誇る右腕。緊迫の場面でマウンドを託されたのは首脳陣の期待の表れだった。5―5の7回。1番からの楽天打線を150キロ台の直球でねじ伏せて3者凡退に抑えた。「打順は気にせず先頭打者を切ることだけを考えた」と13球のうち実に12球が直球。自己最速にあと1キロに迫る156キロもマークした。肝の据わった19歳は「変化球はもっといきたかったけど、結果的に直球で抑えられたので良かった」と振り返った。

 2月にはWBCに臨む侍ジャパンのサポートメンバーに選出された。ソフトバンクとの壮行試合で先発を任され1回無安打無失点。ポテンシャルの高さに日本代表の首脳陣をも驚かした。「(代表に)選ばれる資格があるところを実感できた」と将来的な代表入りも目指すようになった。

 福井工大福井から24年ドラフト5位で入団。ドラフト下位指名で、高卒2年目に救援でブレークしたドジャース・山本と球団首脳は重ねて「山本由伸のように育ってほしい」と期待する。「西武の救援は12球団でも一番いい。一員として勝利に貢献したい」と大器を予感させる篠原が、4位浮上に導いた。(河西 崇)

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