侍・稲葉監督 密着ドキュメント映画試写会で舞台あいさつ、一押しシーンは「ブルペン」

[ 2020年1月30日 18:38 ]

「侍の名のもとに~野球日本代表 侍ジャパンの800日~」完成披露試写会であいさつする稲葉監督(撮影・会津 智海)
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 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)は30日、都内で行われた侍ジャパン密着映画「侍の名のもとに~野球日本代表 侍ジャパンの800日~」の試写会に出席し、舞台あいさつに立った。

 稲葉監督が就任した17年7月31日から、昨年11月のプレミア12優勝まで、専属カメラマンが独占密着し、世界一を目指した侍ジャパンの裏側に迫ったドキュメント映画。

 「今回は裏側を撮っていただいて。私も見る機会がなかった各選手の準備の仕方や、試合に臨む気持ちなどが見られた。非常に面白かった。新たな発見がありました」

 事前に映画を見た稲葉監督はそう感想を明かした。密着カメラはプレミア12への海外視察、選手選考会議、そして試合前のミーティングなど、普段なかなか見られないチームの内部を映し出している。

 一押しシーンを問われた稲葉監督は「ブルペンですね」と答えた。

 「コーチがいない、選手たちだけで準備しないといけない中、カンちゃん(巨人・大竹寛投手)がまとめてくれて。味方が点を取った時の盛り上がりとかも。ブルペンも一丸と戦ってくれている」

 プレミア12では右のワンポイントのスペシャリストとして追加招集された大竹が、ソフトバンク・松田宣と並ぶチーム最年長として、特に投手陣、中継ぎ陣のまとめ役となった。試合の中継映像ではなかなか流れず、伝わりにくい舞台裏を強調していた。

 映画「侍の名のもとに~」は2月7日から全国の映画館で、2週間限定で公開される。

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2020年1月30日のニュース