ソフトB・バレンティン 狙いは60発再び!王さんと「同じチームでやりたい気持ちが強かった」

[ 2020年1月30日 05:30 ]

ソフトバンク入団会見でユニフォームを着てポーズを取るバレンティン(撮影・中村達也)
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 ヤクルトで通算288本塁打をマークし、ソフトバンクに加入したウラディミール・バレンティン外野手(35)が29日、ヤフオクドームで入団会見に臨み、日本一3連覇球団への移籍に「夢としてホークスでやりたい思いがあった。チャンピオンになりたい思いが決め手」と話した。

 「世界の王」の存在も理由に挙げた。13年に王貞治球団会長らのプロ野球記録を抜く、シーズン60本塁打を放った。翌14年に王会長と話す機会があったと明かし「凄くいい方で、同じチームでやりたい気持ちが強かった。いつでもアドバイスを求めることができる。本当にやりやすい環境」と声を弾ませた。

 ヤクルト時代から慣れ親しんだ背番号4のユニホームに袖を通し「カッコイイデース!」と大喜びしたが、4番の打順にこだわりはない。「デスパイネ、グラシアル、柳田といい選手もいる。(工藤)監督が決めたところで力を出す」。豚骨ラーメン好き。本場の福岡は「カタメン」が有名も「ヤワメンがいい」と笑い、チームにも“ソフト”にフィットしていく構えだ。

 本塁打は来日9度目となる30本を最低ノルマに掲げ「60本以上打てば最高」と7年ぶり2度目の60発を狙う。来日10年目で初のパ・リーグでの戦いには「直球が多いイメージ。全投手を研究するのが大事」と腕をぶした。

 オランダ代表としては、4月上旬に東京五輪出場権を懸けた最終予選を控えているが「参加しない」とチームの開幕ダッシュに尽力する。ただ、オランダが五輪出場を決めた場合には「代表に選ばれたら出たい」と熱望した。

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2020年1月30日のニュース