オリックス・ジョーンズ 日本語習得へ語学アプリ導入「もっと近い存在に」

[ 2020年1月30日 05:30 ]

打撃練習をするオリックスのジョーンズ(撮影・奥 調)
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 オリックスに新加入したアダム・ジョーンズ外野手(34)が29日、大阪・舞洲で2日連続で自主トレ。日本語習得へ語学アプリ「ロゼッタストーン」を導入したと明かし、新天地で積極的にコミュニケーションを取る考えを示した。

 「今、日本語を学んでいるよ。覚えるのが難しいね。チームの選手何人かと会ったけど、雰囲気が良い。宮崎に行ったら、もっと近い存在になれたらね」

 山岡らと対面し、気さくにあいさつを交わした。メジャー通算282発の超大物に求められるのは、打撃と守備だけではない。若手主体のチームにあって強烈なリーダーシップも期待される。そのためにも語学習得は必須条件で、選んだのが世界24言語を網羅する優良ソフトだ。

 「iPadにロゼッタストーンのアプリを入れたんだ。それで勉強するんだ」。春季キャンプ中にも同僚との距離を縮めて相互理解を深める構え。「3月初旬にも子どもたちが来日するんだけど、日本語を学び出すのも楽しみだよ」と父親の顔ものぞかせた。

 約2時間、精力的に汗を流し、「昨夜も午後10時半には寝て今朝は6時半起き。いつもと同じ時間帯に起きられたよ」と時差ぼけも解消。96年を最後に現12球団で最もリーグ優勝から遠ざかるチームを、最強助っ人が内面から意識改革を図る。(湯澤 涼)

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2020年1月30日のニュース