ロッテ 佐々木に新人自主トレでブルペン入りさせず 井口監督「体調管理は課題」

[ 2019年11月6日 05:30 ]

ロッテ・ドラフト1位の大船渡・佐々木
Photo By スポニチ

 ロッテがドラフトで1位指名した大船渡・佐々木朗希投手(18)を来年1月の新人合同自主トレでブルペン入りさせないことが5日、分かった。「(佐々木は)投げてもキャッチボール程度になる」と球団関係者が明かした。

 「徹底解剖」を優先させる。佐々木の入団と時を同じくして、順大医学部付属順天堂医院、同浦安病院と提携。来年1月は2つの病院でMRI(磁気共鳴画像装置)や骨密度の検査を行い、骨や筋肉の強度を測定。成長過程を完全に把握し、1年間のメニューの作成などに重点を置く。

 シーズン中は年5回のメディカルチェック。唾液検査などで栄養の偏りを改善し、電子カルテでは体温、脈拍をiPad(アイパッド)に入力させ、24時間サポートしていく。

 「選手の体調管理はこれまで課題だった。食事も含めたサポートをしてもらえるし、力になると思う」と井口監督。世界に羽ばたかせたいスーパールーキーだ。来年1月は慎重を期し、2月の石垣島キャンプでその「ブルペン」を解禁する。

続きを表示

2019年11月6日のニュース