慶大監督退任の大久保氏 JX―ENEOS指揮官に復帰 慶大新監督は堀井氏

[ 2019年11月6日 05:30 ]

六大学野球新人戦を仲良く観戦する慶大の堀井新監督(左)と大久保現監督
Photo By スポニチ

 慶大の大久保秀昭監督(50)が今季限りで退任し、来季から古巣の社会人野球・JX―ENEOS監督に復帰する。5日、慶大とJX―ENEOSが発表した。慶大の後任には同校OBでJR東日本の堀井哲也監督(57)、JR東日本の後任には元同社ヘッドコーチの浜岡武明氏(47)が就任する。

 大久保氏は「前回とはチーム状況も所属している選手のタイプも大きく異なるが、険しく高い山をチーム全員で登りきりたい」とコメント。都市対抗3度制覇の手腕に4年連続で都市対抗出場を逃している名門の再建を託される。堀井氏は東京六大学のフレッシュトーナメントを大久保氏とともに観戦。「大久保監督がしっかりチームをつくっている。いい選手も多いし、楽しみ」と語った。

 ◆堀井 哲也(ほりい・てつや)1962年(昭37)1月31日生まれ、静岡県出身の57歳。韮山―慶大を経て三菱自動車川崎で外野手としてプレー。引退後は同社でマネジャー、コーチ、監督を歴任。三菱自動車岡崎でコーチ、監督を務め、04年JR東日本監督に就任。都市対抗では11年に優勝したほか、4度の準優勝を果たした。

続きを表示

2019年11月6日のニュース