主砲・誠也、3ランで一発回答 2戦5打点「盛り上がってくれてたと思いますけど」と照れ笑い

[ 2019年11月6日 22:09 ]

第2回WBSCプレミア12・1次ラウンドB組第2戦   日本4―0プエルトリコ ( 2019年11月6日    台湾・桃園 )

<プレミア12 日本・プエルトリコ>3回2死一、三塁、3ランを放った鈴木はナインの出迎えに笑顔(撮影・岡田 丈靖)
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 侍ジャパンの主砲・鈴木誠也外野手(25=広島)がプエルトリコ戦の3回に自身代表1号となる特大3ランを放ち、4―0での快勝に大きく貢献した。

 「4番・右翼」で先発出場。敵失で1点を先制した直後の3回、2死一、三塁で入った第2打席で相手先発左腕・ソトが投じた1ボールからの2球目、真ん中やや低めの直球を左翼スタンド中段へと叩き込んだ。

 「きょうは昨日のいい流れのまんま、いい試合ができたと思います」。第1戦のベネズエラ戦で2―4の劣勢から8回に一挙6点を挙げて逆転勝利した流れに乗った2連勝に笑みを浮かべた鈴木。「近藤さんがその前に先制点を挙げてくれたので本当に楽な気持ちで打席に入れたので、本当に感謝してます」と一塁へのゴロで敵失を誘発して先制点をもぎ取った3番・近藤(日本ハム)に感謝した。

 「感触は完ぺきでした」という左翼スタンド中段への当たりは鈴木にとって代表1号なら、今大会での侍ジャパン第1号アーチ。自身に一発が出た際のベンチの雰囲気を聞かれると「盛り上がってくれてたと思いますけど…はい」と照れたが、鈴木は第1戦でも適時打と犠飛を放って2打点をマークしており、2戦で早くも5打点の荒稼ぎとなった。

 2連勝で迎える7日の第3戦は強豪・台湾が相手。「本当に今、いい流れでチームも来ていますので、僕もしっかり得点圏で回ってきた時にはいい仕事ができるようにしっかり準備してやっていきたいなと思います」と頼もしかった。

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