阪神 青柳 山本昌臨時コーチから伝授の「高津シンカー」に手応え

[ 2019年11月6日 05:30 ]

山本昌臨時コーチ(左)に指導を受ける阪神・青柳
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 「高津シンカー」で高津ツバメを退治する。来季にさらなる飛躍を狙う阪神・青柳が、高知・安芸キャンプで山本昌臨時コーチから伝授されたシンカーに大きな手応えをつかんだ。この日はサブグラウンドで金村投手コーチを相手に入念に試投。来季の開幕カードで対戦するヤクルト新監督と同じ握り方の新球で、相手のお株を奪う意気込みをみせた。

 「投げているうちにすごくいい感じになってきた。右打者にも使えると思いますが、左に使いたいですね。高津さんと同じ握り方、投げ方です」

 今キャンプで山本昌臨時コーチが現役時代の高津や潮崎(元西武)に聞いたという魔球の握り方を教えてもらった。中指と薬指の間からボールを抜くという独特の投げ方に最初は苦戦したものの、同臨時コーチが不在の日にも自身で練習。日に日にコントロールできるようになり、持ち球の一つに加えられる段階にまで近づいた。

 球を受けた金村投手コーチは「制球も安定感がある。モノにしてほしいというか、モノにできると思う」と太鼓判。「もう少しスピードが遅くなれば、すごく使える球になる」と、具体的な習得プランまで口にした。

 来季は3月20日からの開幕3連戦が敵地でのヤクルト戦。今季は西に次ぐチーム2位の9勝を挙げ、規定投球回に初到達した青柳が先発する可能性も十分にある。今季の対戦は6試合登板で2勝2敗、防御率3・51。初回に先頭打者がセーフティーバントするなど、敵軍も「青柳対策」を施してきた。そのツバメ打線を敵将のウイニングショットで黙らせれば痛快この上ない。

 「そうなればいいですけど」と人なつっこい笑顔を見せた右腕。今季以上の成績を狙う来季に向けて新球を模索していた中、臨時コーチの助言は渡りに船で、進むべき道が確かに見えた。
(山添 晴治)

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