中4日で修正 先発の山口 粘って4回1失点

[ 2019年11月6日 05:30 ]

第2回 WBSCプレミア12 1次ラウンドB組   日本8―4ベネズエラ ( 2019年11月5日    台湾・桃園 )

先発した山口(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 大事な初戦を託された山口は4回を5安打1失点。「独特の緊張感があった。全部勝ちにいく試合。シーズン中の投球とは変わってくるところが出てしまった」と初回に2球で連打を浴び、いきなり無死一、二塁のピンチを招いた。

 だが、ここから本領を発揮した。フォークを決め球に3番カストロ、4番フエンマヨルを連続三振。5番ゴドイも二ゴロに仕留めた。10月31日のカナダとの強化試合ではフォークが決まらず、2回6失点。「初回は三振を狙って取れたし、課題のフォークは感覚をつかめた」と中4日できっちりと修正した。毎回走者を背負い、4回1死満塁から遊ゴロの間に先制を許したが、最少失点でしのぎ勝利につなげた。

  ≪大竹狙い通りも…≫2―2の6回1死二、三塁。3番手・大竹は「ゴロを打たせアウトに取ることを考えた」と8番のマチャドをシュートで二ゴロに仕留めた。ただ、稲葉監督は「あの回で前に守備を出して間を抜かれ2点取られるのが一番苦しい。1点はOK、後半勝負だと」と二遊間には定位置を指示しており、本塁には間に合わず、勝ち越し点を許した。2死三塁から代わった中川が、ロドリゲスの内野安打で4点目を献上した。

続きを表示

2019年11月6日のニュース