報徳学園 2年連続近畿大会出場 延長の末長田を下す

[ 2019年10月5日 18:35 ]

2019年度秋季兵庫県高校野球大会 準決勝   報徳学園2―1長田(延長10回) ( 2019年10月5日    明石トーカロ )

<報徳学園・長田>サヨナラ勝ちで近畿大会出場を決めた報徳学園ナイン
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 報徳学園が粘る長田を延長10回の投手戦の末に下し、来春選抜出場の選考に重要な参考資料となる近畿大会への出場を2年連続で決めた。

 4回に1点を先制されたが、6回2死二塁から「5番・三塁」の下井田悠人(1年)が左翼線に二塁打を放ち同点。延長10回には1死一、三塁の好機にまたも下井田が中堅へ犠飛を放ち、2打点を挙げる活躍でサヨナラ勝ちを決めた。あす6日の決勝では春夏連続甲子園4強の明石商と激突。「自分たちのペースで野球をして、兵庫1位で勝ちきりたい」と息巻いた。

 1950年以来、69年ぶりの優勝を目指した長田は終始自分たちのペースで野球を進めたが惜敗。6日の3位決定戦で神戸国際大付と相まみえる。16年には21世紀枠で選抜に出場経験のある県下屈指の進学校。永井伸哉監督は「今度は自分たちの力で甲子園にいきたい」と近畿大会出場への最後の椅子をもぎ取る決意を示した。

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2019年10月5日のニュース