西武、松坂を獲得調査へ 先発強化&若手の「生きた教材」 復帰なら14年ぶり

[ 2019年10月5日 05:45 ]

囲み取材で声を詰まらせ、目に涙を浮かべる松坂(撮影・椎名 航)
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 西武が中日を退団した松坂大輔投手(39)に対し、獲得へ向けた調査を進めていくことが4日、分かった。松坂はこの日、ナゴヤ球場で加藤宏幸球団代表と会談し、退団を申し入れ了承された。西武は98年ドラフト1位で入団した古巣で、「平成の怪物」がプロ野球人生のスタートを切った球団。今後は獲得へ向けて動向を注視していく。

 中日退団が決まった松坂は今後について「自分自身の残り少ない野球人生を考え、外に出てもいいんじゃないかと思った」と話した。その移籍先として手を挙げる可能性が極めて高くなったのが古巣・西武だ。98年ドラフト1位で入団し、レッドソックスに移籍する前年の06年まで8年間在籍。関係者によると、CS、日本シリーズの全日程終了後、獲得に向けた調査を進めるという。

 松坂獲得となれば14年ぶりの復帰となるが、メリットは大きい。西武時代は新人王、3年連続最多勝、沢村賞など数々のタイトルを獲得。ファンへのアピールといった人気面はもちろん、チームには今井、高橋光、松本航といった来季以降のさらなる飛躍が期待される若手投手が多い。同じ右投手でもあり、日米での経験が豊富な松坂を「生きた教材」としてさまざまなアドバイスを吸収できる。3日には9選手に戦力外通告をしたが、うち7人が投手。今オフの補強ポイントは明白で、松坂には当然、戦力としての期待もかかる。

 松坂自身は11月中旬に開催される12球団合同トライアウトは受けずに、他球団からのオファーを待つ方針。「来年以降どうなるか分かりませんが、またグラウンドで会えるように」と話すなど、来年9月に「不惑」の40歳を迎えるシーズンへ向けて強い意欲を持ち続けている。令和の時代を迎えた「平成の怪物」。その動向に今後も注目が集まる。

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