法大、無傷5連勝 三浦が5連続“セーブ”

[ 2019年10月5日 14:48 ]

東京六大学野球秋季リーグ戦第4週第1日 1回戦   法大2―0明大 ( 2019年10月5日    神宮 )

 法大が開幕から無傷の5連勝を飾った。

 立役者は何と言っても今季抑え役を任された三浦銀二(2年=福大大濠)。全5試合に登板し、まだ一人の走者も許していない。これまで9回の1イニングだったが、この日は8回に4番手・新井悠太朗(4年=折尾愛真)が3連打を浴びて無死満塁のピンチを作った。リードは2点。青木久典監督はたまらず三浦をマウンドに送った。

 「2点あったので少しは楽だった」と余裕を持っていた。4番の喜多真吾(4年=広陵)以下を三者凡退に片付けると、9回は三者三振。見事な投球だった。「抑えだと勝ち星はつかないけど、それほど勝利数にこだわりはないです。まずチームの勝利。ただ“セーブ”はつけてほしいなあ」とリクエスト。アマチュアには勝利、敗戦以外にプロのようにホールドもセーブもない。ただ三浦の投球は立派な5連続セーブ。元巨人の桑田真澄さん似のストッパーは「セーブと書いておくよ」という記者の声に、桑田さんのようにニヤッと笑った。

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2019年10月5日のニュース