智弁学園 天理に5回コールド勝ち 4番前川、流れ変える一発

[ 2019年10月5日 14:19 ]

秋季高校野球奈良大会準決勝   智弁学園13―3天理 ( 2019年10月5日    佐藤薬品スタジアム )

<秋季大会 智弁学園・天理>智弁学園先発・西村(撮影・平嶋 理子)
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 智弁学園が天理とのライバル対決を、5回コールド勝ちで制し、2年ぶり27回目の近畿大会出場を決めた。

 初回に山地の2ランで先制を許した智弁学園だが、2回に4番前川の右中間ソロで反撃。3、4回と2イニング連続の打者一巡攻撃で、天理投手陣を圧倒し、5回で試合を決めた。小坂将商監督は「4番のホームランで流れが変わった。選手たちが天理に勝ちたいという気持ちを、そのまま実行してくれた」と昨秋は準々決勝で4―12のコールド負けを喫したリベンジに、手応えを感じ取っていた。

 通算18本目となった前川は「天理戦に向けて、うまく集中できた。決勝も勝って、奈良県1位で近畿大会に臨んで、甲子園を決めたい」と1年生ながら、主砲の自負を強調していた。

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2019年10月5日のニュース