巨人“夏男”岡本V弾で60勝!8月入って5発 体重減と無縁「食べるから」

[ 2019年8月17日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―1阪神 ( 2019年8月16日    東京D )

4回1死一塁、逆転2ランを放つ岡本(撮影・木村 揚輔)
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 巨人・岡本和真内野手(23)が16日、阪神戦の4回に逆転の決勝22号2ランを右中間席へ運んだ。8月は早くも5本目のアーチで、昨年8月にマークした自身月間最多8本塁打を更新する量産ペースだ。台風10号の影響で、広島からの移動試合となったチームは、リーグ最速の60勝に到達した。原政権では5年ぶり6度目で、過去5度は全てリーグ制覇を達成。優勝マジックは最短で20日にも点灯する。 

 夏と言えばサザンオールスターズの季節。岡本が「あなただけを~Summer Heartbreak~」を登場曲に打席へ向かった。

 「夏はピッチャーの方々も疲れが出る。野手でしっかりカバーできるようにやろう」

 0―1の4回1死一塁、高橋遥に視線をやり肝に銘じた。外寄りの149キロ直球に逆らわない。右中間へ決勝の22号2ランだ。

 8月に入って5発目で、月間9・6発ペース。昨年月間最多だった8月の8本塁打を上回る。今季は7月までは好不調の波の中で4番も外れたが、8月は14試合で16打点と勝負強さを発揮している。

 8月の5発中、4発が逆方向。決勝弾も右中間で「真っすぐが良い投手。しっかり打ち返そう」という意識があった。不調時は配球を考えすぎて、ボール球に手を出す三振が目立った。「(来た球を)素直に打ち返そう」と立ち返り、本来の姿を取り戻した。

 前日は台風10号の影響で広島で足止め。宿舎で起床したのは正午すぎで「ほぼ時間がつぶれていますよ。外も出られないし、ゆっくり部屋でしていました」。ネット動画でくつろぎ、めったにできない昼寝で体力回復に努めた。身動きが取れない状況を力に変えるずぶとさがある。

 昨季・309だった打率は・260ながら、この日チームで唯一の得点を挙げた。原監督も「どんなに大きくなるのか想像できません。僕らが測ることができない大物。まあ途上の人であることは間違いない」と規格外のスケールを称えた。

 100キロ超の巨体は夏場の体重減と無縁どころか、昨夏は増加した。好物は夏こそ、熱い鍋料理。しょう油味で野菜を多めに取り、体を内側から温めて疲れを取る。暑さに強い要因を「いっぱいご飯食べられますよね。それじゃないですか」と言った。5年ぶりリーグ制覇へ、勝負の夏。チームを2連勝で加速させたのは4番だった。 (神田 佑)

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