【愛知】愛工大名電スーパー1年生・田村、堂々の10K完投デビュー!攻めの投球も「2失点は悔しい」

[ 2019年7月16日 15:22 ]

第101回全国高校野球選手権愛知大会 3回戦   愛工大名電5―2中部大第一 ( 2019年7月16日    岡崎市民 )

<中部大第一・愛工大名電>1年生ながら愛工大名電の背番号「1」を背負って力投する田村(撮影・大森 寛明)   
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 今夏から背番号1を背負う、愛工大名電の最速140キロ左腕の“スーパー1年生”田村俊介投手が春季愛知大会の覇者・中部大第一戦で今大会初登板初先発。相手のエース右腕・磯貝和賢(かずよし)投手(3年)との投手戦となり、最速こそ136キロにとどまったが、2回から3回にかけて4者連続三振を奪うなど9回159球を投げ8安打10奪三振2失点で高校入学後初の完投を公式戦で飾り、鮮烈デビューを果たした。

 「いつもと違う雰囲気だったので緊張しました。攻めるピッチングをしていくというのは決めていた。しっかり投げることができました」

 打撃でも第1打席で左前打を放ち初安打をマーク。0―2と2点ビハインドの9回の攻撃で同点に追いついてもらうと、無死一、二塁の第4打席で放った二ゴロで打者走者として一塁へヘッドスライディング。「これは滑るしかないと思いました。絶対セーフになるんだという気持ちが出ました」。一塁走者は二塁で封殺されたが、相手の遊撃手が一塁へ悪送球し、ボールが転々とする間に二塁走者が生還。これが決勝点となり、デビュー戦でいきなり“持ってる男”ぶりを発揮した。その裏は泥だらけのユニホームで2死一、三塁のピンチを招いたがホームは踏ませず、最後までマウンドを守り抜いた。それでも「0点で抑えたかったので、2失点は悔しい」と次戦への課題を挙げていた。

 愛工大名電は愛知県の「私学4強」の一角。8回まで相手先発のエース右腕・磯貝の前に本塁を踏めずにいたが、9回土壇場で打者一巡の猛攻を見せ5点を奪って逆転。磯貝をマウンドから引きずり降ろした。底力を見せつけ、1年生の田村を助けた。

 ◇田村 俊介(たむら・しゅんすけ)2003年(平15)8月25日生まれ、京都府舞鶴市出身の15歳。小学校入学前から野球を始め、中舞鶴小では共楽少年野球クラブで投手。明徳中(高知)では軟式野球部に所属し、投手兼内野手。中3の2学期に舞鶴市の和田中に転校した。愛工大名電では1年春からベンチ入りし、夏から背番号「1」。球種はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、フォーク、シュートを多彩に操る。1メートル76、88キロ。左投げ左打ち。

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