ソフトB、デスパでサヨナラ!死闘12回 両軍合計8発23点乱打戦にケリ

[ 2019年5月4日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク12―11楽天 ( 2019年5月3日    ヤフオクD )

12回1死満塁、サヨナラ打放ったデスパイネ(54)はナインの祝福を受ける(撮影・岡田 丈靖)
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 最後の最後に決着をつけたのは4番のバットだった。11―11の12回1死満塁だ。この日、実に7度目の打席に入ったソフトバンク・デスパイネは左腕・高梨の内角直球を詰まりながらもしぶとく中前に運んだ。

 3月29日西武との開幕戦に続く、今季2度目のサヨナラ打。仲間からもみくちゃにされ、4回にも4号2ランを放った助っ人は「ああいう場面だったので集中して入った。勝てたことがうれしい」と表情を崩した。途中出場の高田、代打・川島らが助っ人につないでくれた。まさに、総力戦だった。

 打線は今季最多の17安打を放ち、12得点。両軍合わせて8本塁打が飛び出す壮絶な乱打戦は、松田宣のメモリアル弾から始まった。初回2死二、三塁から左中間席に運ぶ先制3ランは通算250号の節目の一発となった。

 「今年は1500安打、1500試合と節目があった。一本一本積み重ねていきたい」。4回にはデスパイネとの2者連発となる左越えに251号。今季初の1試合2発に「中距離打者と思ってやっているが、強く叩けばホームランになる」と胸を張った。

 今季は3年ぶりに背番号を入団時の「5」に変更。初心に戻り、野球を楽しむことをテーマとする。週6度のウエートトレーニングをこなしながら開幕から全30試合に出場し、チームトップの7本塁打。126打席で、見逃しのストライクはわずか25度だけ。柳田、中村晃らが離脱している中で、亥年(いどし)の年男が「猪突猛進」打法で引っ張っている。

 前日は初回の1得点を守り切る「スミ1」勝利。この日は打撃戦を制し4カード連続で勝ち越し、2位を2・5ゲーム差に突き放した。今季最長となる4時間55分の激闘を終えた工藤監督も「勝ったから疲れが吹き飛ぶね」と上機嫌だった。 (川島 毅洋)

 ≪57年ぶり両軍2桁得点で1点差かつ劇勝≫ソフトバンクは延長12回デスパイネの中安打でサヨナラ勝ち。12―11の乱戦だったが、ソフトバンクが両軍2桁得点の1点差試合に勝ったのは13年9月18日楽天戦(○11―10)以来16度目。うちサヨナラで決着したのは62年8月7日阪急戦(○12―11)で9回ハドリが押し出し四球を選んで以来57年ぶり4度目になる。今季のソフトバンクは30試合を消化して延長戦が両リーグ最多の8試合。延長戦のシーズン最多記録は62年巨人の25試合、球団記録は58年の22試合だが今季はどうか。

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