雄星、6度目先発は5回10安打4失点 メジャー初勝利の権利持ち降板

[ 2019年4月21日 12:44 ]

ア・リーグ   マリナーズ―エンゼルス ( 2019年4月20日    アナハイム )

エンゼルス戦に先発したマリナーズ・菊池雄星投手(AP)
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 マリナーズの菊池雄星投手(27)が20日(日本時間21日)、敵地アナハイムでのエンゼルス戦にメジャー6度目の先発。5回97球を投げ、10安打4失点で、メジャー初勝利の権利を持って降板した。

 前回同様、中4日での登板となった菊池は初回、1死を奪ってから四球と安打で一、二塁としたが後続を打ち取って無失点で立ち上がった。

 2回も無失点に抑えたが、3回、2死から内野安打の後、プホルスの適時二塁打で失点。4回には、先頭から連続安打を浴びると1死を奪った後にコザートの犠飛で1点を追加され、5回にも1死二塁からルクロイに適時打、グッドウィンに適時三塁打を浴びて2失点し、この回を終えて降板。5回10安打4失点、3奪三振2四球の内容で、序盤から苦しい状況が続いたが味方打線の援護もあり、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りた格好だった。

 味方打線は、初回にハニガーの先頭打者本塁打、ボーゲルバックのソロ本塁打で先制。4回には2死満塁からゴードンの適時打で2点を加点し、5回にもエンカーナシオンのソロ本塁打で菊池を援護した。

 菊池は3月21日、日本での開幕シリーズ第2戦(東京ドーム)のアスレチックス戦でメジャー初登板。4回2/3を4安打2失点で勝敗は付かなかった。米国本土に移ってからも5度登板したが、勝ち星には恵まれず、前回登板となった15日(日本時間16日)は、6回5安打3失点のクオリティースタート(QS=先発して6回以上を投げ、3自責点以下)を達成するも初黒星を喫していた。

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