大阪偕星学園 プロ注目・坪井がバットで貢献3打点「全打席、打つつもりで」

[ 2019年4月21日 17:24 ]

春季高校野球大阪大会 2回戦   大阪偕星学園9―2大阪青凌 ( 2019年4月21日    富田林 )

6回2死一、二塁、中越えに2点三塁打を放つ大阪偕星学園・坪井
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 昨秋の近畿大会に出場した大阪偕星学園が勝ち上がった。序盤はリードを許す苦しい展開ながら5回に逆転すると、3―2の6回に打者10人攻撃で5安打を集め、一挙6得点。3投手の継投でリードを守り切った。最速145キロ右腕で今秋ドラフト指名候補の坪井悠太(3年)は「3番中堅」で出場。4打数1安打3打点で勝利に貢献した。

 5―2の6回2死一、二塁。坪井が打撃センスを見せつけた。

 「低めの変化球をシングルハンドで拾う。日頃から意識していることができました」

 低めカーブを体重を残して捉えると、打球は大きな弧を描き、中堅手の頭を越えてフェンスに達した。数日前から原因不明の体調不良に悩まされていたが、打席に立てば関係ない。こん身の一振りで勝負を決めた。

 周囲からは投手としての才能をより、評価されている。1メートル78、85キロの立派な体型。最速145キロの直球を軸に、スライダー、チェンジアップ、ナックルボールと縦横の変化球を駆使する。昨秋大阪大会で股関節を痛めた影響などで、キャッチボールを再開したのは1週間ほど前から。今春季大会中の登板は微妙な状況だけに「打撃でチームを勝たせたい。今日はダメだったけど、次の試合からは全打席、打つつもりで行く」とまずは「打」でチームに貢献する構えだ。

 常識外れの猛練習を原動力に、2015年に夏の甲子園大会に初出場。就任9年目の山本晳(せき)監督は「どんな大会でも初戦はこんな感じ。下手くそなんで、今から帰って練習です」と笑顔で試合を振り返った。坪井については「コンディションは本人任せ。決勝、準決勝、いいところまで行ったら使うかも知れない」と言う。坪井、背番号「1」の福田慈己投手(3年)以外の3投手を起用。夏に向け、着実に戦力の充実と見極めを進めている。

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