中日　劇的逆転サヨナラ勝ち！巨人　今季３度目５連敗で借金６

セ・リーグ   中日４－３巨人 （ 2018年6月29日    ナゴヤＤ ）

＜中・巨＞９回裏１死一、三塁、サヨナラ適時打を放った代打・福田（右から２人目）は、ナインから手荒い祝福を受ける（撮影・椎名　航）
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　中日が９回に集中打で、逆転し連敗を４で止めた。巨人は今季３度目の５連敗を喫し、借金も今季最多の「６」となった。

　中日は３回、ぎっくり腰から復帰してこの登録されたばかりの松井雅が今季２号ソロを右翼席最前列に放ち先制。その後は得点を奪えなかったが、１−３で迎えた９回、１死から平田が左翼へ５号ソロを放ち１点差とし、高橋が右越え二塁打を放ちカミネロをＫＯ。さらに代打・藤井が巨人の４番手・沢村から左前打を放ち一、三塁とし松井雅が右前タイムリーを放ち追いつき、最後は代打・福田が中前タイムリーで試合を決めた。

　先発の吉見は５回まで巨人打線を１安打に抑える好投。逆転を許した後も力投を続け、８回１０６球を投げ、５安打２失点。後を受けた又吉がラッキーな２勝目を挙げた。

　巨人は１点を追う６回、２死から山口俊がライトへ二塁打を放ち、坂本勇が敬遠ぎみの四球で出塁した一、二塁でドラフト５位新人の田中俊がセンターへ２点適時三塁打を放ち逆転に成功した。９回にも２番手・又吉を攻め、１死一、三塁から長野のタイムリーで１点を加えた。

　投げては山口俊が７回、１１３球を投げ３安打１失点の好投も、９回に登板のカミネロ、沢村が誤算だった。