中日・福田 12年目でうれしいプロ初サヨナラ打「初めてなんで、どうしたらいいかわからない」

[ 2018年6月29日 22:03 ]

セ・リーグ   中日4-3巨人 ( 2018年6月29日    ナゴヤD )

<中・巨>9回1死一、三塁、代打・福田はサヨナラ打を打ちバンザイ(撮影・荻原 浩人)                                                                                                                                                                                
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 3−3と追いつき、なおも1死一、三塁で打席に立った中日の代打・福田の打球が大きくバウンドし、巨人・沢村が思い切り伸ばしたグラブの上を超えて、センター前へと転がった。

 プロ12年目でこれが初のサヨナラ打。福田はお立ち台で「最高です。うれしいです」と語りながらも「初めてなんで、どうしたらいいかわからないですが、うれしいですね」と照れたように言った。

 巨人とともに4連敗同士で迎えた一戦。直近5試合で15打数2安打と調子を落とし、この日は先発を外れベンチスタートも「早い段階から準備しておけ、と言われていた」とここぞの出番を待っていた。中日は今季3度目のサヨナラ勝ちだが、押し出し、敵失での得点と打っての決着はなかった。だが福田は「気持ちで負けないように、と思った。当たりは全然良くなかったけれど、行ってくれて良かった」と殊勲打を振り返り「みんながつないで回ってきた打席。あす、あさっても一丸となって頑張っていきます」と宣言。森監督も「苦しんでいるところでこういう結果が出た。これからいいゲームができるのではないか」と話した。

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