手術回避の大谷、両手での打撃練習再開 指揮官喜び「チームにインパクト」

[ 2018年6月29日 09:46 ]

エンゼルスの大谷(AP)
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 右肘の内側側副靱帯の損傷で戦列を離れているエンゼルスの大谷翔平選手(23)が28日(日本時間29日)、両手での打撃練習を再開した。ロサンゼルスで再検査を受け、患部は回復しているとの診断を受けてのもの。マイク・ソーシア監督はレッドソックス戦前の記者会見で「彼が打者として戻ってくることは、われわれのチームに大きなインパクトをもたらす」と喜んだ。現在は60マイル(約97キロ)程度の球を打っており、経過が良好なら数日後、実戦に近づけるべく強度を上げていくという。

 ビリー・エプラーGMは電話会見で「日々の様子を見ながら、少しずつ慣れたら復帰する」と説明。これまでの方針通り、まずは打者としての復帰を目指すが、時期については明言しなかった。投手としては引き続き本格的な投球練習を避け、3週間後に再び検査を受けてから方針を決める。

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2018年6月29日のニュース